このカバーの制作にあたって、稲田師匠はプログラミング&スーパーバイザーみたいなスタンスでリハーサル&レコーディングに参加した。

どういう経緯でこうなったかっつうと、ある日、RIZEから、ピンクスパイダーをカバーするにあたって、hideへのリスペクトという意味合いを含め、稲田師匠にも手伝ってほしいという打診があったわけだ。で、俺的には、曲も曲だし、hideファンの気持ちもあるだろうし、RIZEがイイかげんな気持ちでやると言ってるなら断ろうと思いつつ、とりあえずミーティングをしてみたところ、メンバー達の熱い気持ちがめちゃ伝わってきて、目頭が熱くなり、よし、そーゆうことなら、いっしょに最高のモノ創りましょうってな感じで、ヤッちゃって!ヤッちゃった!わけです。まぁ、その辺のメンタル的なことはRIZEがインタビューかなんかで答えると思うので、勝手に調べてくださいな。

全体のサウンドとかアレンジは“生にこだわってきた、RIZEがカバーする”ってことを重要視して、よりバンドっぽくなってます。いわゆる俺パートもRIZEサウンドにマッチするように新しく作り直したんだけど、特に難しかったのがイントロ。まったく違う音やフレーズで、あの感じを出すって、それはもう、サバを使ってシャケ弁当を作るような難しさかもね。

全てのパートのレコーディングが終わって、爆音で聴いた時は、なんか、めちゃくちゃ嬉しくなって歓喜の涙ってやつが溢れ出た。あの日から8年もたって、新しい世代の人達がカバーしてくれるなんてさ、松本秀人もきっと喜んでるだろうよ。

しっかし、でも、あれだ、光陰なんとかのごとしっつうか、オリジナルのピンクスパイダー作ってた頃からすると、8年半かよ。そりゃ白髪も生えてくるわな。

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