仏パリや米ニューヨークなど海外公演が決定しているX JAPANが、初のアジア公演として台湾・台北ワールドトレードセンターでライブを行うことが4日(日)、明らかになった。同日、東京・味の素スタジアムでメンバーのギタリスト・故hideさんの追悼ライブ『hide memorial summit』の大トリとしてX JAPANが登場し、ステージの途中でYOSHIKI自ら「Xって、海外やった事がなかったんですけれど、台湾に行く事になりました」とファンに発表。さらに会場の盛り上がりに気を良くしたのか「日本でもやります。東京ドームで(また)やらせて下さいと言います」とノリで発言し、日本でのライブ再開催に含みを持たせた。


 今年3月の東京ドームで“攻撃再開”してから、X JAPANの勢いは加速する一方だ。映画『SAW4』の全世界メインテーマソング「I.V.」で世界デビューを飾り、東京ドーム3days公演でも約1万5000人の外国人ファンが駆けつけるといった熱狂ぶりで、瞬く間に世界各地からコンサートオファーが殺到。今回も約1万通以上の「台湾に来て欲しい」という嘆願書が米L.A.のYOSHIKIが所有するスタジオに届けられ、その想いに応える形で今回のアジア進出に至ったという。


 これまでに発表された、7月5日=仏・パリノールヴィルパント展示会会場、9月13日=米・マジソンスクエアガーデンのちょうど間となる8月2日(土)に台湾公演を開催。昨年12月に完成したばかりの同所で、3万人規模のライブを開催するのはX JAPANが世界初となる。
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