野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の準決勝第2試合・日本―韓国が18日(日本時間19日)、米カリフォルニア州サンディエゴで行われ、日本が6―0で勝ち、決勝進出を決めた。

日本の先発投手・上原(巨人)が七回まで無得点に抑える好投を見せた。日本は20日(同21日)の決勝戦でキューバと対戦する。

日本は七回、先頭打者の松中(ソフトバンク)が右翼線を破る二塁打で出塁。多村(横浜)が空振り三振に倒れた後、代打の福留(中日)が右越えの2点本塁打を決めた。

さらに、一死二塁で里崎(ロッテ)が左越えの適時二塁打を放って1点を加え、二死二塁で、代打の宮本(ヤクルト)の左前適時打で4点目。続いてイチロー(マリナーズ)が二死一、三塁で、この日3安打目となる左前適時打を放ち5点目を奪った。日本はこの回、打者一巡の猛攻で韓国を突き放した。

八回には多村が中越えソロで6点目を入れた。 上原に代わって八回からマウンドに立った薮田(ロッテ)、九回には大塚(レンジャーズ)に代わり、韓国打線を抑えた。

(読売新聞) - 3月19日15時49分更新



国別対抗野球:日本が決勝進出 韓国に快勝

先制2ランを打った福留を迎える日本選手=ロイター

7回まで無得点に抑えた先発上原=AP

初回に2盗を決めたイチロー=ロイター 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)田中義郎】野球の国・地域別対抗戦、第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は18日(日本時間19日)、当地のペトコパークで準決勝2試合が行われ、日本は先発・上原(巨人)の好投と終盤の集中打で6-0と韓国に零封勝ちし、決勝進出を決めた。日本は今大会1次、2次ラウンドで、いずれも1点差で韓国に敗れており、今大会3度目の対戦でようやく白星を挙げた。もう1試合はアテネ五輪優勝のキューバが優勝候補のドミニカ共和国を3-1で破った。決勝は20日(日本時間21日)に行われる。

日本は1番青木(ヤクルト)、3番イチロー(マリナーズ)と打順を変更。両チーム無得点で迎えた七回、代打・福留(中日)の右越え2点本塁打や里崎(ロッテ)の左越え適時二塁打、イチローの左前適時打など打者一巡の集中攻撃で5点を挙げ、均衡を破った。八回にも多村(横浜)のソロ本塁打で1点を追加。上原は緩急を駆使する粘りの投球で7回を3安打無失点に抑え、八回以降を藪田(ロッテ)、大塚(レンジャーズ)のリレーで締めくくった。韓国は1次ラウンドから6戦全勝で準決勝に臨んだが要所で投手陣が崩れ、決勝進出を逃した。

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