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命日である五月二日を前にインターネットの掲示板に、「今年も築地におまいりに行く」といった書き込みがあるのを見ていて、私たち「つきじＹＢＡ（仏教青年会）」では、そういう想いをどうにかして受け止められないかと話しあっていました。そこにフラワーデザイナーを目指す「フラワーパワーファクトリー」（ＦＰＦ、日本フラワーデザイン専門学校有志）のみなさんから「花のモニュメント」の提案があり、コラボレーション（共同企画）を実施しました。 テーマは「alive！ 私は生きている！」。これは「年回忌」が亡き人を偲びつつも「私たちが生きている意味を問い直す」ものだということから名づけたものです。ＦＰＦのみなさんは、それを表現するアートとして「ピンクローズタワー」を創作してくれました。 木で組んだ黒いフレームのタワーに弔問に訪れた人たちがピンクのバラの花をさしていくというものですが、二～三日の二日間でのべ五百人の方たちが本堂の向拝に設置されたタワーにそれぞれの想いをこめて花を飾られ、予想以上のできばえとなりました。 ＦＰＦのみなさんと募金にご協力いただいたみなさんにこの場を借りて御礼申し上げます。
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散步‧東京、日和 (4)